トミーウォーカーのキャラクターブログ。
更新は不定期です。
月凪を借りての日常会話。
SSと言う感じではなく会話って感じの創作です。
SSと言う感じではなく会話って感じの創作です。
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時刻、夕刻。
場所、月凪の部屋。
「なぁー?」
携帯ゲームで牙獣種を狩りつつ、月凪が声をかける。
3頭クエストかったるいわーなんて考えてた鶫は月凪を見ずに「なんや?」と聞いた。
「お前、気になる娘とかいないの?」
唐突の問い。
液晶画面に噴出す鶫。
鶫のキャラクターが振るう太刀が思わず軌道をずれ青い熊ではなく青い髪の友人を切り刻む。
「おい、俺を切ったってアオアシラにダメージはいらねえぞ?」
ニヤニヤ顔の月凪。
そういいつつ弓で確実に青い熊の部位破壊を行うぐらいには余裕があるようだ。
「べ、べべべ、べつにおらんわ!」
声が裏返る鶫。
たとえその言葉が否定でも、肯定しているとしか思えない。
「別に良いんじゃね?…死んだ彼女に操を捧げてたら、いつまでも先に進めないぜ…っとぉ。」
無事部位破壊を済ませた青い熊を倒し終える。
次の怪物が現れるまで少し時間があるため、月凪は顔を上げた。
「別に、そういう気になるじゃ…あらへんがな。」
ゲーム内で太刀を研ぎつつ呟いた。
その表情は照れとも悩みとも違う、無表情。
「なんて言やええんやろな…好きっちゃ好きやとおもう、けど恋愛と結びつけるんは…なんかちゃうねん。
なんか、そういう風に思うんは…失礼な気がして、なぁ。」
「誰に対して?」
「…わからへん。」
「どーせ『あの日死んだ俺がー、誰かを好きになるなんてのはー、相手にも死んだ恋人にも失礼なんやー』
……とか思ってンじゃねーの?」
オーバーアクションで真似する月凪。
「そうかもな…。」と苦笑交じりに肯定する鶫。
そして新しい怪物が現れ、二人の間に無言の時間が流れた。
(相変わらずめんどくせー奴だなァ…。)
雌火竜の翼を狙いながら月凪は思う。
…家庭事情的に色々あった自分の事はかなり棚に上げての考えではあるのだが。
怪物退治が進むにつれ、口も再び開く。
「よし、尻尾切れたで。」
「はいはーいっ、もう弱ってるし捕獲するー…って先に尻尾から刈り取ってんじゃねえよ?!」
「べつにええやろー、先に取っておかんと忘れんねん…。」
「ったく…ほら、罠仕掛けたからさっさと捕まえ…って、エリア移動しやがったァ!」
「俺が罠仕掛けるから、それでええやろ?」
「じゃあ捕まえといてー、俺尻尾刈ってから行くわ。」
「了解。」
そして再び無言。
最後の怪物が出るまで再び準備を始める。
「と、いうかだな…
そもそも、あちらが俺のことそう思ってるとは限らないと言うか、正直弟程度にしか思われて無いと思うし。」
不意に言う鶫。
ゲーム内では最後の獲物が「アオーン!アオーン!」と嘶きながら雷を纏っている。
距離をとりつつ、弱点を攻撃しながら鶫と画面を交互に見やる月凪。
「まァ、その辺はその相手を俺が知らないからなんともなあ・・。」
此処までの状況的に『片思いってヤツー?』なんてからかえば否定してくるのは目に見えてるので黙る。
「…よし、尻尾切れた。」
「ほら、弱ってるから今度は尻尾無視で切れ…って雷光虫取るのかよ!」
「だって、虫網持って着てたし?」
「どうせ討伐報酬で出るだろ!…あー、もう良いや!倒すぞ!」
「はいはい…。」
そんなこんなでクエスト完了。
報酬で狙っていたアイテムも出ず、ため息の月凪。
反面、紅玉出たーと月凪の狙ってたアイテムを出して苦笑する鶫。
「あー!もう!晩飯ウチで食ってって良いからもう一回付き合え!」
「はいはい…あ、晩飯はあれがええな…この間食った手作り叉焼のチャーハン。」
「Σ叉焼の作りおきがねえよ!普通のチャーハンで我慢しなさい!」
「えー…じゃあおかずなんか欲しい。」
「あー、もう…この間作った餃子冷凍にしてたし其れ焼くから!それで我慢しなさい!」
「はーい。」
そんなこんなで、夕飯後も数回狩りに向かい、そのまま泊まりになるほどだったが
その日、月凪の欲しい報酬は一つも出ないのだった。
-----------------
背後のターン。
月凪の人とモンハンやってるときにこういう会話してそうね、みたいな話になったので書いてみました。
月凪部分は本人が言ったのを書いてるので自分で考えるより自然な感じですね。
しかし、モンハンやってないとわけわかんないですね、これ(笑)
内面的には結構複雑と言うか、素直になれないと言うか。
考えが後ろ向きでめんどくさい子ですね、彼…!
因みにですが鶫君は太刀、月凪の人は弓ってキャライメージでした。
物欲センサーで欲しいものでないのも、あのゲーム的には日常ですね!
余談ですが。
月凪の人と別の結社に入るようにしたのは意図的にだったりします。
もっさんの新しく作った旅団だからと入ったクリスタルさんはともかく、
ここで月凪の人と一緒の所に居ると二人でやたら会話しちゃいそうだしネーと、身内ノリになってしまうのを避けた結果でした、はい。
その後月凪の入ったところに鶫君の結社の人が入ったり、
逆に夜色さんが月凪背後の友人さんのキャラだったりと世界が狭さを感じる今日この頃、です…。
(そういう関係でお話して「歳上なのに妹分、年下なのに兄貴分」関係を築かせていただいてます、はい(笑)
時刻、夕刻。
場所、月凪の部屋。
「なぁー?」
携帯ゲームで牙獣種を狩りつつ、月凪が声をかける。
3頭クエストかったるいわーなんて考えてた鶫は月凪を見ずに「なんや?」と聞いた。
「お前、気になる娘とかいないの?」
唐突の問い。
液晶画面に噴出す鶫。
鶫のキャラクターが振るう太刀が思わず軌道をずれ青い熊ではなく青い髪の友人を切り刻む。
「おい、俺を切ったってアオアシラにダメージはいらねえぞ?」
ニヤニヤ顔の月凪。
そういいつつ弓で確実に青い熊の部位破壊を行うぐらいには余裕があるようだ。
「べ、べべべ、べつにおらんわ!」
声が裏返る鶫。
たとえその言葉が否定でも、肯定しているとしか思えない。
「別に良いんじゃね?…死んだ彼女に操を捧げてたら、いつまでも先に進めないぜ…っとぉ。」
無事部位破壊を済ませた青い熊を倒し終える。
次の怪物が現れるまで少し時間があるため、月凪は顔を上げた。
「別に、そういう気になるじゃ…あらへんがな。」
ゲーム内で太刀を研ぎつつ呟いた。
その表情は照れとも悩みとも違う、無表情。
「なんて言やええんやろな…好きっちゃ好きやとおもう、けど恋愛と結びつけるんは…なんかちゃうねん。
なんか、そういう風に思うんは…失礼な気がして、なぁ。」
「誰に対して?」
「…わからへん。」
「どーせ『あの日死んだ俺がー、誰かを好きになるなんてのはー、相手にも死んだ恋人にも失礼なんやー』
……とか思ってンじゃねーの?」
オーバーアクションで真似する月凪。
「そうかもな…。」と苦笑交じりに肯定する鶫。
そして新しい怪物が現れ、二人の間に無言の時間が流れた。
(相変わらずめんどくせー奴だなァ…。)
雌火竜の翼を狙いながら月凪は思う。
…家庭事情的に色々あった自分の事はかなり棚に上げての考えではあるのだが。
怪物退治が進むにつれ、口も再び開く。
「よし、尻尾切れたで。」
「はいはーいっ、もう弱ってるし捕獲するー…って先に尻尾から刈り取ってんじゃねえよ?!」
「べつにええやろー、先に取っておかんと忘れんねん…。」
「ったく…ほら、罠仕掛けたからさっさと捕まえ…って、エリア移動しやがったァ!」
「俺が罠仕掛けるから、それでええやろ?」
「じゃあ捕まえといてー、俺尻尾刈ってから行くわ。」
「了解。」
そして再び無言。
最後の怪物が出るまで再び準備を始める。
「と、いうかだな…
そもそも、あちらが俺のことそう思ってるとは限らないと言うか、正直弟程度にしか思われて無いと思うし。」
不意に言う鶫。
ゲーム内では最後の獲物が「アオーン!アオーン!」と嘶きながら雷を纏っている。
距離をとりつつ、弱点を攻撃しながら鶫と画面を交互に見やる月凪。
「まァ、その辺はその相手を俺が知らないからなんともなあ・・。」
此処までの状況的に『片思いってヤツー?』なんてからかえば否定してくるのは目に見えてるので黙る。
「…よし、尻尾切れた。」
「ほら、弱ってるから今度は尻尾無視で切れ…って雷光虫取るのかよ!」
「だって、虫網持って着てたし?」
「どうせ討伐報酬で出るだろ!…あー、もう良いや!倒すぞ!」
「はいはい…。」
そんなこんなでクエスト完了。
報酬で狙っていたアイテムも出ず、ため息の月凪。
反面、紅玉出たーと月凪の狙ってたアイテムを出して苦笑する鶫。
「あー!もう!晩飯ウチで食ってって良いからもう一回付き合え!」
「はいはい…あ、晩飯はあれがええな…この間食った手作り叉焼のチャーハン。」
「Σ叉焼の作りおきがねえよ!普通のチャーハンで我慢しなさい!」
「えー…じゃあおかずなんか欲しい。」
「あー、もう…この間作った餃子冷凍にしてたし其れ焼くから!それで我慢しなさい!」
「はーい。」
そんなこんなで、夕飯後も数回狩りに向かい、そのまま泊まりになるほどだったが
その日、月凪の欲しい報酬は一つも出ないのだった。
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背後のターン。
月凪の人とモンハンやってるときにこういう会話してそうね、みたいな話になったので書いてみました。
月凪部分は本人が言ったのを書いてるので自分で考えるより自然な感じですね。
しかし、モンハンやってないとわけわかんないですね、これ(笑)
内面的には結構複雑と言うか、素直になれないと言うか。
考えが後ろ向きでめんどくさい子ですね、彼…!
因みにですが鶫君は太刀、月凪の人は弓ってキャライメージでした。
物欲センサーで欲しいものでないのも、あのゲーム的には日常ですね!
余談ですが。
月凪の人と別の結社に入るようにしたのは意図的にだったりします。
もっさんの新しく作った旅団だからと入ったクリスタルさんはともかく、
ここで月凪の人と一緒の所に居ると二人でやたら会話しちゃいそうだしネーと、身内ノリになってしまうのを避けた結果でした、はい。
その後月凪の入ったところに鶫君の結社の人が入ったり、
逆に夜色さんが月凪背後の友人さんのキャラだったりと世界が狭さを感じる今日この頃、です…。
(そういう関係でお話して「歳上なのに妹分、年下なのに兄貴分」関係を築かせていただいてます、はい(笑)
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プロフィール
HN:
啄身鶫+クリスタル
年齢:
29
性別:
男性
誕生日:
1995/08/26
職業:
高校生
趣味:
野鳥観察/薔薇の栽培
自己紹介:
銀誓館学園に通う高校生と、アクエリオでのんべんだらりと過すエンドブレイカーのブログです。
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